コラム

家族葬体験談⑥:これからの時代は家族葬でコンパクトな葬儀が合っている

大阪府枚方市Aさんの家族葬体験談

 昨年末、夫の父が亡くなりました。晩年は要介護となり、家族みんなが覚悟をしていましたが、実際に亡くなると驚きと悲しみが入り交ざりました。しかし悲しみに浸る暇もなく、葬儀をどうするかなどの打ち合わせに入ります。
 父は生命保険にも加入しておらず、貯金もかなり少ない中での葬儀で、プランの中でも一番安い葬儀プランを選ぶしかなく家族葬にしました。幸い近くに火葬と葬儀が一度に行えるセレモニーホールがありましたので、そちらで通夜と告別式、火葬までを一日で行う手配をしました。当日は遠方から親戚も来まして、20名ほど出席しました。私は家族葬には初めて出席しましたが、とてもよかったです。通夜、告別式、その後場所を変えて火葬となるととても大変ですが、今回の家族葬はコンパクトに3時間ほどですべて行いました。火葬をしている間に、別室で会食をして、食事が終わったらちょうど火葬が終わりみんなで壺に入れました。とてもムダがなく、高齢の親戚や小さいお子様もいたので負担が少なくよかったです。
 味気ない感じはせず、家族葬でゆっくりとこじんまりと見送れたので、従来の葬儀よりは経済的精神的負担が少なく、家族葬はこれからのスタンダードになると思います。